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勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

松浦静山著 剣術書『剣談』

この言葉の意味は、

負けるときには、何の理由もなく負けるわけではなく、
その試合中に何か負ける要素がある。
勝ったときでも、何か負けに繋がる要素があった場合がある」という意味。

試合に勝つためには、
負ける要素が何だったか、どうしたらその要素を消せるかを考えて行く必要がある。

また、もし勝ち試合であっても、その中には負けに繋がることを犯している可能性があり、
その場合はたとえ試合に勝ったからと言って、その犯したことを看過してはならない。

Wikipedia 野村克也のページ

こんばんは、はんぺんです。

なぜ急にこんな記事を書いたかというと、
今年2014年、宅地建物取引主任者という不動産の資格試験に落ちたため、
その反省を込めて引用しています。

独学で望んだ試験でしたが、手を抜いたつもりはありませんでした。
過去問も、言われた通り10年分を10周しました。
模試も受けました。
終わった後、弱点だろうという場所に付箋を貼り、時間があるときに解いて見直していました。

しかし、冒頭にも書いた通り
「落ちた」ということには必ず理由があります。

「自分のやり方自体に問題があるんじゃないか」

そう思った私は、独学を止め、1から資格学校に通い、学ぶことにしました。
今回の記事は資格学校に今後の勉強の仕方を聞いてきたことを、
自身の失敗談を交えながら、まとめたものです。

「楽して合格したい!」

という方は、他のブログを覗いたり、そういった本を買ったほうがいいです。
これから紹介しようとしている方法は、裏ワザではありません。
当たり前のことを、何度も繰り返し、知識を重ねていく愚直なやり方です。

○いつ頃までに、何をやっておけばいいのか
○知識の入れ方
○過去問に、足あとをつける
○問題を解けるようにする勉強の仕方
○楽して合格する方法

以上の5つの項目に分けて、ご説明します。

いつ頃までに、何をやっておけばいいのか

まず、
試験日まで後何日かを調べることです。
あとどれくらい時間残っているかによってやり方も変わってきます。

2015年度の宅建試験は「10月18日(日)」だと言われています。
いまが12月26日なのですが、約300日ほど時間があります。

次に、
試験範囲をいつまでに終わらせておけばいいのかを考える必要があるでしょう。

期間をばっさり2つに分けると、
今から~8月中旬までを「インプット期」
8月中旬~試験日までを「直前期」となります。

「インプット期」は
「どこの問題を何回間違えたのか」と「その問題をどれだけ理解しているか」を明確にする必要があります。
また「解法を図式化」することも大切です。

「どこの問題を何回間違えたか」
「その問題をどれだけ理解しているか」
については「過去問に、足あとをつける」の項目で、

「解法を図式化」
については「問題を解けるようにする勉強の仕方」の項目で詳しくご説明いたします。

「直前期」からは
過去問全てを1から解くのではありません。
パーソナルランクごとに問題への取り組み方が違います。

A…確実に解けるように演習する
B…Aにあげるようにする
C…問題と解説を読むだけに留める
D…捨てる

つまり、
直前期から解くのは「AとBだけ」になります。

Cは問題と解説を読むだけ。
Dは捨てる!
見切りをつけることが重要です。

この見切りがものすごく大事で、
完璧主義の私は「それでいいのかよ」と戸惑います。
しかし、私の直前期は全部の問題をやっているほど時間がありませんでした。
よって、8月中旬までやっても理解できないものに関しては「捨てる」方がいいのかもしれません。

知識の入れ方

まず前提として、参考書で知識を一通り頭に入れてから過去問をするのは「間違い」です。
知識を入れたら、すぐにその知識で解ける問題を解き、きちんと覚えているか確認すること。

これが大切です。

次に、過去問を使った勉強の仕方です。
こういった過去問を読んだとき、皆さんはどのように解かれるでしょうか?
落ちる人の解き方・受かる人の解き方両方を見てみます。

Q.
A所有の土地について、AがBに、BがCに売り渡し、AからBへ、BからCへそれぞれ所有権移転登記がなされた場合に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか

1.
Cが移転登記を受ける際に、AB間の売買契約がBの詐欺に基づくものであることを知らなかった場合で、当該登記の後にAによりAB間の売買契約が取り消されたとき、Cは、Aに対して土地の所有権の取得を対抗できる。

2.
Cが移転登記を受ける際に、AB間の売買契約が公序良俗に反し無効であることを知らなかった場合、Cは、Aに対して土地の所有権の取得を対抗できる。

3.
Cが移転登記を受ける際に、AB間の売買契約に解除原因が生じていることを知っていた場合で、当該登記の後にAによりAB間の売買契約が解除されたとき、CはAに対して土地の所有権の取得を対抗できない。

4.
Cが移転登記を受ける際に、既にAによりAB間の売買契約が解除されていることを知っていた場合、Cは、Aに対して土地の所有権の取得を対抗できない。

落ちる人の過去問の解き方

1番の選択肢をみて、
「詐欺による取り消しは、善意の第三者に対抗することができない」から
C vs AはCの勝ち。

1番の選択肢が、正解じゃない?

ここで答えをみて、1番が正解だとわかると、喜んで次の問題へ行ってしまう人。
残りの2番、3番、4番のどこが間違いだったのかを調べません。

受かる人の過去問の解き方

1番が正解肢だとわかっても、
2番、3番、4番のどこが間違っているのか探します。

なぜなら、過去問は試験ではなく、
暗記した知識が使える形になっているかどうか調べるためのツールだからです。

どこが間違っているのかを、選択肢ごとに検証していくと、

2番は
「公序良俗に反する法律行為は無効。 第三者との関係においても無効になる」ため、
Cは善意でも、Aに対して土地の所有権の取得を対抗できない。

3番は
「解除前の第三者Cは、登記があれば、Aに勝てる」ため、
CはAに対して土地の所有権の取得を対抗できる。

4番は
「契約解除した者と、解除後に所有権を取得した第三者の勝ち負けは、悪意であっても、先に登記をした方で決める」ため、
Cは、Aに対して土地の所有権の取得を対抗できる。

1つの知識だけでなく、様々な分野の知識を学習することができます。
一見遠回りなようですが、
試験本番で「2番が正解だと思うけど、3番も捨てきれないんだよな…」迷わないために、最適な学習方法です。

過去問に、足あとをつける

過去問を解いた際、○月×日に解いた等の、メモを取る派でしょうか?
それとも問題を解くときは別の紙に書いて、
過去問自体は真っ白な状態のままでしょうか?

落ちる人の過去問集

真っ白だそうです。
過去問集を汚すのが嫌なのか、まったく書き込みがないそうです。
ちなみに私もこれです。

問題を解くとき、
チラシの裏にどこが○で×なのかを書き、過去問を何度も解けるようにしていました。

しかし日付をつけたり、ここを間違えた等のしるしをつけてしまうと、
そのしるしを見て、正解肢を思い出してしまうため、真っ白のまま使っていました。

受かる人の過去問集

ですが、真っ白のまま使うのは間違っています。
というのも、後で振り返ったときに、自分がどんな解き方で解いたのかがわからないからです。

受かる人は、2つのしるしを付けています。

1つ目、
どこの問題を何回間違えたかのしるし。

1回目、間違えた問題には「●」
2回目、間違えた問題には「●」
3回目、間違えた問題には「●」

のようにボールペンでしるしをつけるのでもいいですし、
●の色付きシールを貼っていっても構いません。

2つ目、
その選択肢を、自分はどれくらい理解しているかのしるし。
1つ目のしるしと区別するために「パーソナルランク」と呼びます。

パーソナルランクとは、

A…2度と間違わない問題
B…間違ってたり、当たってたりの問題
C…かなり間違える問題
D…何を言っているのかまったくわからない問題

といったふうに、自分の理解度をアルファベットに置き換えたものです。

これがなんの役に立つのかというと、
普段の勉強、また直前期の勉強に大きく影響します。

○いつ頃までに、何をやっておけばいいのかの項目でもお話しましたが、
資格試験は、試験日が決まっています。
試験当日に問題が解けるよう、効率的に勉強をする必要があります。

問題を解けるようにする勉強の仕方

過去問での勉強は、
1.どこのテーマが問われているのか判断する。
2.問題はこうやって解くんだという解法を図式化して覚える。
3.後はその図式化した解法を、瞬時に問題に当てはめられるように問題演習をする。

この順序で行います。

解法を図式化してパッケージ化して覚えるとは?

先ほどの問題でやった、選択肢1番を例にご説明します。

Cが移転登記を受ける際に、AB間の売買契約がBの詐欺に基づくものであることを知らなかった場合で、当該登記の後にAによりAB間の売買契約が取り消されたとき、Cは、Aに対して土地の所有権の取得を対抗できる。

「1.どこのテーマが問われているのか判断する」
この問題のテーマは、「詐欺」です。

「2.問題はこうやって解くんだという解法を図式化してパッケージ化して覚える」
ただの詐欺であれば、契約を取り消せます。
しかし「第三者が詐欺」を働いた場合は、「契約の相手方が詐欺を知っている場合に限り契約を取り消せます。

こういった問題を解くための考え方を、文字で覚えるのではなく、図式化(フローチャート)することで、
「詐欺」という問題を解くとき、このフローチャートをただ問題に当てはめれば解けるようになります。

sagi

この解法をフローチャート化することは、知識を整理するだけではなく、他にも利点があります。
それは、間違えた問題ができたとき、どの段階の知識が自分に足りなかったのか明確にわかることです。
1度間違えるごとに、パッケージ化されたフローチャートに書き込んでいくことで、
更に自分の弱点を埋めることのできるものが出来上がります。

楽して合格する方法

「1日5分の勉強で受かる! ラクラク宅建講座!」
「100時間で宅建に合格するための、効率的な勉強法7つ」

など、たくさんの本が置いてあります。

「俺も、楽して合格できるかも」

そんな甘い思いで試験に臨んでの、不合格。

「合格するために近道なんてない」

そう思った私は、確実なやり方、
誰もに当てはまる方法を自分に取り入れてみようと思いました。
それに従っていれば、宅建に必ず合格できる。
手を抜かず、悔しさをバネにして、この1年間勉強していきたいと思います。

わかりづらい点がございましたら、補足いたしますので、
お気軽にご質問していただけると幸いです。

ここまで読んで下さってありがとうございました。


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