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DTM・DAWのリバーブについて

「ミックスで使うプラグインを学びたい人へ!」シリーズ第七弾は「リバーブ」です。
リバーブは原音に残響音をつけるプラグインです。お風呂場効果といった方がわかりやすいでしょうか……?

初心者の方にもわかりやすく、リバーブの各パラメーターの解説と、使う上での注意点を初心者にもわかりやすくまとめました。


こんにちは、はんぺんです。
DTM・DAWにおけるプラグインについてご紹介するシリーズになります。

この解説は、はんぺん自身が本や実際の体験、人から教わったものをまとめたものです。
ここに書いてある内容が、正解とは限りません。
あくまで「はんぺんがこう考えている」という視点でご覧ください。間違っている箇所に関しましては、コメント欄などでお伝えいただければ幸いです。

リバーブ(Reverb)とは

お風呂で歌うと、良い感じに響いて上手に聞こえませんか?
トンネルの中、教会の中、スタジオの中、部屋の中……で音の響き方は違います。

狙った響きを得るために「今日は教会で録音するで!」と場所を変えて録音するなんてことができれば良いのですが、現実的ではありません。
そこで、そういった響きをDAW上で作り出してしまおう!というのがリバーブというエフェクトです。

原音に残響音をつけることで、奥行き・空間・空気感などを作成することができます。

残響音が小さければ、狭い空間。
残響音が大きければ、広い空間。

部屋の材質よっても残響音が柔らかい・硬いなど違いがあります。
ちなみに、お風呂場のような素材が固く、平らな空間は音が反射しやすいため、響きやすいのです。
ボールをかたい壁に投げると、よく跳ね返ってくるのと同じ感じです。

各種設定をいじることで、こういった奥行き・空間・空気感をDAW上で演出することができます。
DTMをする上では必須のプラグインです!

リバーブ(Reverb)を使うと、どんな効果があるの?

こういった残響音を作り出すプラグインエフェクトのことを空間系エフェクトと呼びます。
リバーブは、楽曲の立体感を作り出すことができます。

立体感だけでなく、楽曲のまとまり感も演出することができます。
打ち込み音源や、歌ってみた音源など、同じ場所で演奏されていない音は、録音された環境が違い、バラバラに聞こえがちです。

それらの音源に同じリバーブをかけてあげることで、同じ空間で演奏されているようなまとまりを与えることができます。

またその空間そのものを作り出すことができるため、教会で演奏されているような楽曲にしたり、ホールで演奏されているような演奏にしたり、自然界ではありえない残響音を使って異次元で演奏されているような不思議なサウンドを作り出したり……と作品の空気感も演出することができます。

リバーブ(Reverb)の専門用語

DTM,DAWにおけるリバーブの直接音・初期反射・後部残響の解説

残響音とは

何か音をだしたときに、響いて聞こえてくる音でしょ?
と感覚でわかるものを、わざわざ小難しく言葉にするのも嫌なのですが、
各パラメーターを解説するのに必要なことなので簡単に紹介します。

説明を簡略化するために、図をかなり単純化します。
この四角の部屋で、パンと手拍子を1回します。

このとき自分の手から直接耳に届く音、壁や床や天井などに1度だけ反射して聞こえる音、壁とか床とか天井とか照明とかに何度も反射して聞こえる音が合わさって1つの音として聞こえています。

自分の手から直接耳に届く音を、直接音。
壁や床や天井などに1度だけ反射して聞こえる音を、初期反射(アーリーリフレクション)。
何度も反射して聞こえる音を、後部残響(レイトリフレクション)といいます。

サイズ

ルームサイズと記載されることも。
空間の広さを決めるパラメーターです。
数値を大きくすれば、広い空間。
数値を小さくすれば、狭い空間で鳴っているように響きます。

リバーブタイム

リバーブの残響音が消えるまでの時間を決めるパラメーターです。

ディフュージョン

リバーブの左右の拡がりを調整するパラメーターです。
数値が大きいほど残響音がひろがります。

アーリーリフレクションディレイ(E / R Delay)

アーリーリフレクションから後部残響がはじまるまでの時間を調整するパラメーターです。

プリディレイ

直接音が届いてから、アーリーリフレクションが届くまでの時間を調整するパラメーターです。
距離感を演出するには大切なパラメーターです。

また、トラックのアタック部分とリバーブ部分が重なってしまいモヤモヤした音になってしまう……という場合は、プリディレイを遅くすることで、アタック部分にリバーブがかからず、トラックのアタック感や明瞭さを損ないようリバーブをかけることもできます。

デンシティー

残響音の密度を調整するパラメーターです。
数値が大きいほどリッチな感じの残響音に。
数値を小さくするとチープな残響音になります。

はんぺんが初めてリバーブ(Reverb)を使ったときの思い出話

「自分の歌の下手さをどうにかしてごまかせないか」という思いでミックスを始めました。
そんな私にとっての一番の救世主はリバーブでした。

「どんな歌でもリバーブをかけてあげれば、リッチな仕上がりになり、上手くなったように聞こえる!すごい!」

と思っていたものの、昔の音源をきくと「カラオケですか?」と言わんばかりのリバーブをつっこんでいてボヤボヤした歌になっていました……。

最近はテンポの速い曲も多く、矢継ぎ早に歌詞がでてくるような歌が多いです。
そのためリバーブをかけ過ぎると違和感だらけだと思うので、薄っすらと、物足りないかな?くらいで止めておくようにするのが、リバーブを使うコツだと思います。

他にも、後でDAWソフトを使ってミックスすることが決まっている場合は、部屋の残響音がなるべく入らないように、リフレクションフィルターや、毛布でマイクの周りを囲うようにして、無駄な反響音を拾わないようにするとミックスで設定を詰めることができます。

というのも、元々部屋の残響音入っている状態だと、新しい残響音を付け足すのはなかなか難しいのです。
一応無駄なリバーブ成分を削ってくれる「De-Reverb」というプラグインもありますが、プラグインを使えば使うほど元々の音質よりか劣化していくので、使わなくてもいいプラグインは使わないようにしたいというのが、私の本音です。

DAWの操作,ミックスの用語の暗記,エフェクトの知識…
もう覚えるのは「うんざり」ではありませんか?

・エフェクトの使い方を習得する
・各楽器のバランス調整を理解する
・音圧を上げるための処理をする
・「歌ってみた」などのカラオケファイルに音を馴染ませる処理をする

必要にかられて勉強をはじめたものの、覚える量がどんどん増え、
肝心の歌・作曲にかけられる時間が削られてはいませんか?

歌に楽曲作成、その上ミックスも1人で全てやる必要はございません。

歌に集中したい方は、歌だけを思う存分練習してください。
楽曲作成に集中したい方は、楽曲作成へ専念してください。

ミックス・マスタリングは、ミキサーのはんぺんへお任せください。

綿密な打ち合わせの上、あなたの作品の魅力を引き出すお手伝いをさせていただきます。

ミックス・マスタリングのサンプルもございますので、ご覧ください!

ミックス・マスタリングの相談をしてみる!

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