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マルチバンドコンプレッサーとは? マスタリング時に役立つ多機能コンプレッサー!

「ミックスで使うプラグインを学びたい人へ!」シリーズ第五弾は「マルチバンドコンプレッサー(Multiband Compressor)」です。
各帯域ごとにコンプレッサーをかけられるため、膨らんだ低音を抑えたり、飽和しがちな中音域を抑えることができます。

マルチバンドコンプレッサーの各パラメーターの解説と、使う上での注意点を初心者にもわかりやすくまとめました。

こんにちは、はんぺんです。

この解説は、はんぺん自身が本や実際の体験、人から教わったものをまとめたものです。
ここに書いてある内容が、正解とは限りません。
あくまで「はんぺんがこう考えている」という視点でご覧ください。間違っている箇所に関しましては、コメント欄などでお伝えいただければ幸いです。

マルチバンドコンプレッサー(Multiband Compressor)とは

マルチバンドコンプレッサー(Multiband Compressor)とは、指定した帯域ごとにコンプレッサーをかけるエフェクトです。

マルチバンドコンプレッサー(Multiband Compressor)を使うと、どんな効果があるの?

コンプレッサーですと、特定の帯域にコンプレッサーをかけることはできません。
そのトラックの持つ周波数全体にコンプレッサーの効果がかかってしまいます。

それに対して、マルチバンドコンプレッサーは、帯域を指定してコンプレッサーをかけるできるため、もこもこしている中音域を抑えるためにかけたり、キンキンして耳に痛い高音域を抑えるなんてことができるのです。

また音圧を稼ぎたいときにも使えます。
特定帯域の音量が大きいところだけをマルチバンドコンプレッサーで抑えてあげることで、スペースができます。
そのスペース分の音量を上げることで音圧アップにも繋がるのです。

コンプレッサーとは一味違った使い方ができるのが、マルチバンドコンプレッサーです。

マルチバンドコンプレッサー(Multiband Compressor)の専門用語

バンド数

周波数帯域を指定できる数のこと。
3バンドなら、周波数全体を3つに区分する。
4バンドなら、周波数全体を4つに区分する。
5バンドなら、周波数全体を5つに区分する。

スレッショルドとは?

コンプレッサーが動作する基準点です。閾値と呼ばれます。線引きのことですね。
この線引きを境目に、この境を超えるとコンプレッサーが作動し、音を圧縮します。
この境を下回ると、コンプレッサーが動作をやめ、音の圧縮を止めます。

例 スレッショルド -10dBにすると、その数値を境にコンプレッサーが動いたり、動きを止めたりします。

アタック(Attack)とは?

指定したレシオ値に圧縮し終わるまでの時間です。
単位はms(ミリセカンド)で表し、1秒=1000msです。

この数値を大きくすればするほど指定したレシオ値まで圧縮する時間が長くなります。
アタックの数値が小さいと、はやくコンプレッサーがかかることからアタックがはやい。
アタックの数値が大きいと、おそくコンプレッサーかかることからアタックがおそいと呼ぶことが多いです。


レシオが4:1、アタックが50msだった場合。
スレッショルドを超えてから、50msの時間をかけて、1/4に圧縮するということです。
難しい!

ちなみにアタックが遅すぎて、その間にスレッショルド値を下回ると、コンプレッサーは動作せずに素通りします。(コンプレッサーはスレッショルドを境に動作するため)

コンプレッサーは、指定したスレッショルドを超えると、即座に圧縮をはじめます。
その圧縮にかかるまでの時間を操作するのがアタックといつまみになります。

レシオ(Ratio)とは?

圧縮率のことです。
スレッショルドを超えた音をどれくらい圧縮するのかを決めます。
○ : 1という単位で表します。

レシオを2 : 1にすると、スレッショルドを超えた音を1/2に圧縮し、
レシオを4 : 1にすると、スレッショルドを超えた音を1/4に圧縮します。
レシオを∞ : 1にすると、スレッショルドを超える音は、すべて指定したスレッショルド値まで圧縮されます。

レシオが高ければ高いほど、コンプレッサーをかけた圧縮された音になります。
この詰まった音のことを、私はコンプ感と呼んでいます。

コンプレッサーによって、このコンプ感が違うので操作に慣れるためにも、色々なコンプレッサーを試して欲しいです。

リリース(Release)とは?

トラックの音量が、指定したスレッショルド値を下回った際に、どれくらいの時間圧縮を維持するのかです。
この数値を大きくすればするほどコンプレッサーの効果を持続させることができます。

なぜこんなことをするのでしょうか。
圧縮を急に解除してしまうと、圧縮された音と、圧縮されてない音の音量差が生じてしまい、違和感を覚えてしまうためです。

アタックと同じく、
リリースの数値が小さいと、はやくコンプレッサーが解除されることから、リリースがはやい。
リリースの数値が大きいと、おそくコンプレッサーが解除ことから、リリースがおそいと呼ぶことが多いです。

ちなみにリリースが長すぎ、スレッショルドを再び超えてしまうと、コンプが解除されず、ずっとコンプレッサーの効果がかかりっぱなしのサウンドになります。

ニー(knee)とは

トラック音量がスレッショルド値前後を頻繁に行き来するようなものですと、コンプレッサーがかかったり、かからなかったりでサウンドが不自然になることがあります。

指定したスレッショルド値よりも小さな音からコンプレッサーをかけるようにすることで、この違和感を解消するのが、ニーの役割です。

コンプ感を強調したくないときは、ソフトニーを使うといいかもしれません。
コンプレッサーのかかりが自然になるので、オススメです。

逆にコンプ感を強調したいときはハードニーの方が都合がいいと思います。

はんぺんが初めてマルチバンドコンプレッサー(Multiband Compressor)を使ったときの思い出話

マルチバンドコンプレッサーは各帯域のGainをいじるくらいにしか、使ったことのないプラグインです。

というのも、コンプレッサーと違って変化がわかりづらく、強くコンプレッサーをかけすぎてのっぺりとした音になってしまうためです。
各帯域ごとにコンプレッションできるのはかなり便利なのですが、とにかく使いどころが難しい。

またパラミックスでしたら、ミックスをやり直せば良いだけなので……。

使いこなせれば便利なはずのプラグインなのですが、使いこなせないのがつらい。
そんな歯がゆい思いをしているのが、マルチバンドコンプレッサーです。

DAWの操作,ミックスの用語の暗記,エフェクトの知識…
もう覚えるのは「うんざり」ではありませんか?

・エフェクトの使い方を習得する
・各楽器のバランス調整を理解する
・音圧を上げるための処理をする
・「歌ってみた」などのカラオケファイルに音を馴染ませる処理をする

必要にかられて勉強をはじめたものの、覚える量がどんどん増え、
肝心の歌・作曲にかけられる時間が削られてはいませんか?

歌に楽曲作成、その上ミックスも1人で全てやる必要はございません。

歌に集中したい方は、歌だけを思う存分練習してください。
楽曲作成に集中したい方は、楽曲作成へ専念してください。

ミックス・マスタリングは、ミキサーのはんぺんへお任せください。

綿密な打ち合わせの上、あなたの作品の魅力を引き出すお手伝いをさせていただきます。

ミックス・マスタリングのサンプルもございますので、ご覧ください!

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