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DTM・DAWにおけるエキサイターについて解説しています。

「ミックスで使うプラグインを学びたい人へ!」シリーズ第十弾は「エキサイター」です。
エキサイターを使うことで、ボーカルトラックを簡単に目立たせることができるとても便利なプラグインです。

初心者の方にもわかりやすく、エキサイターの各パラメーターの解説と、使う上での注意点を初心者にもわかりやすくまとめました。

こんにちは、はんぺんです。
DTM・DAWにおけるプラグインについてご紹介するシリーズになります。
もう10弾ですね……はやい。。

この解説は、はんぺん自身が本や実際の体験、人から教わったものをまとめたものです。
ここに書いてある内容が、正解とは限りません。
あくまで「はんぺんがこう考えている」という視点でご覧ください。間違っている箇所に関しましては、コメント欄などでお伝えいただければ幸いです。

エキサイター(Exciter)とは

エキサイター(Exciter)とは、いまいち前へでてこないトラックの輪郭をハッキリさせ、前に出して目立たせるエフェクトです。
エンハンサーとも呼ばれることがあります。

どんなカラクリで目立たせているのかというと、原音を歪ませ発生した倍音を抜き出し、それを原音にくっ付けることで、トラックを前へとだしています。

この歪みと倍音はミックスをする上でとても重要なので、少し丁寧に触れておきます。
いまわからなくてもミックスを続けているうちに感覚でわかってくると思うので、はじめのうちはスルーしても構いません。

歪み(ひずみ)

原音の信号と、オーディオ機材などを通した音の信号が違うこと。

アナログ機材を通すと、機材のノイズが乗り、元々の音源の周波数が変わります。
この変化によって本来原音の持っていない倍音が付加されたり、低音と超高音域が削られ、聞きやすい音になったりします。
この音質変化のことを歪みと呼びます。

倍音

私たちが歌うとき、ギターを弾くとき、ピアノを弾くとき……。
音を出すとき、聞こえている音に隠れて、同時に響いている音があります。
その同時に響いている音が、だしている音の倍数で響くので倍音と呼びます。

例えば「ラ(440Hz)」の音。
この音を出すとき、同時に2倍(880Hz),3倍(1320Hz),4倍(1760Hz),5倍(2200Hz)……という音が同時に響いています。

また倍音成分によって音色が決まります。
音を聞いたとき「あ、ギターだ!」と思うのは倍音の効果なのです。
楽器ごとに倍音が多い、少ないといった特徴があります。

大切なのは、倍音が多いと明るくかたい音。
倍音が少ないと暗く柔らかい音と聞こえることです。

この性質を利用して、エキサイターは原音が本来持っていない倍音をつくりだし、原音に付加することで、より音色を明るく、前に出るような音に変形させているのですね。
考えた人すごい。

周波数とは?

学術的な説明とは違い簡易的な説明になりますが、音の振動数のことです。単位は「Hz(ヘルツ)」で表します。

単位(Hz)が小さいほど音は低く、単位(Hz)が大きいほど音が高くなります。

人間が聞き取れる周波数帯域20Hz~20,000Hz(20kHz)と言われています。

1,000Hz = 1kHzです。(1,000g = 1kgみたいな)

ーエキサイター(Exciter)を使うと、どんな効果があるの?

イマイチ抜けて聞こえてこないなあ…埋もれているなあ…というトラックにかけてあげると、音の輪郭をハッキリとさせ、音をグッと前に出すことができます。

パラミックスのときは、個々のトラックをEQ・コンプなどで設定を追い込めるので積極的には使わないかもしれませんが、歌ってみたのように2mix+ボーカル音源のような、カラオケファイルを細かく編集できないものには効果抜群です。

またEQと違い、原音自体をあまり損なうことなく指定したトラックを目立たせることができることも大きな強みです。

パラミックス

パラデータからミックス作業をすること。
本来のミックスの意味はこっちの意味で使うのだが、ニコニコ界隈だと2mix+ボーカル音源のことを指すことが多いため、区別するためにこう呼んでいることが多い。

パラデータ

ベース、ドラム、ギター、ボーカルなど曲を構成するそれぞれの音を、トラック別に書き出したもの。
同じ楽器でも複数パートがある場合は、それもバラバラに書き出したデータのこと。

ベースはベースだけのトラック。
ギターはギターだけのトラック。(2本ギターがある楽曲ならguitar1,guitar2のようにわける)

パラ音源と呼ばれたりもする。

2mix

パラミックスしたものを、書き出したデータのこと。
LとRの2チャンネル(2ch)に書き出したミックスだから、2mix。

映画音響用の5.1chに書き出したものなら、5.1mix(5.1ch mix)と呼ぶ。

はんぺんが初めてエキサイター(Exciter)を使ったときの思い出話

はじめて触れたとき、魔法のエフェクトだと感じました。
ツマミを回すだけで、あれだけごちゃごちゃ処理しても前にでてこなかったボーカルが前にでてくる……。

ボーカルに使うと、ボーカルだけが派手になって、オケが物足りない……。
今度はボーカルが物足りない……の永遠ループで、ものすごくキンキンした音源ができあがったことがあります。

こういう簡単に操作できるプラグインを使う度に同じ失敗をしている気がするのですが、なかなか学習しませんね……。

ミックスは足し算よりも引き算の考え方で行う方が上手く行く気がします。
ボーカルが物足りないと思ったら、カラオケファイルの方でボーカルの邪魔をしているものがないか探してみると良いかもしれません。

DAWの操作,ミックスの用語の暗記,エフェクトの知識…
もう覚えるのは「うんざり」ではありませんか?

・エフェクトの使い方を習得する
・各楽器のバランス調整を理解する
・音圧を上げるための処理をする
・「歌ってみた」などのカラオケファイルに音を馴染ませる処理をする

必要にかられて勉強をはじめたものの、覚える量がどんどん増え、
肝心の歌・作曲にかけられる時間が削られてはいませんか?

歌に楽曲作成、その上ミックスも1人で全てやる必要はございません。

歌に集中したい方は、歌だけを思う存分練習してください。
楽曲作成に集中したい方は、楽曲作成へ専念してください。

ミックス・マスタリングは、ミキサーのはんぺんへお任せください。

綿密な打ち合わせの上、あなたの作品の魅力を引き出すお手伝いをさせていただきます。

ミックス・マスタリングのサンプルもございますので、ご覧ください!

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