ミックスを上達させるにはどうしたらいいのか

「ミックスを上手くできるようにしたい」
そう思う度に、早く上手くなりたい、すぐに上手くなりたい、と
結果を焦ってしまっている自分に気が付きました。
「1度立ち止まって、考えてみる必要がある」
そう思い「精神的な面」、「実践的な面」の2つの方向から上達方法を考えてみました。

精神的なアプローチ

「自分では頑張ってるのに、どうも結果がついてこない」
というのは、辛いことです。
そういう状況に陥ったとき、どう考えてみたら気分転換できるか考えてみました。

結果を焦らない

「早く早く」という強迫観念を持った人は、何をするにしても
早く結果が出てこないことに対して焦りや苛立ちを感じ、

「何で結果が出ないんだ!!」とか
「あ~あ、これだけやってもまだ出ないんだ・・・」とかいって

結果が出る途中で投げ出してしまうのです。

成績が上がらない、体重が減らない等、地道にやり続ければ
必ず結果が出てくる事ですら、途中で投げ出すのです。

また、やり続けていく中で、失敗でもしようものなら

「ほ~~ら!!オレが思っていた通り、
やり続けるなんて無駄なことじゃないか!!
全然結果なんて出てこないし!!」

と、鬼の首でも取ったかのように?騒ぎ出し、投げ出してしまいます。

失敗を分析して次に活かしたり、失敗など気にせずやり続ければいいのに、
短期間で結果が出なかったことに失望し、そのようなことはしないのです。

結果を焦らない

早く実力をつけなきゃ、と思う度に焦ります。
周りと比べて「どうしてあいつはこんなに上手いのに、俺は……」なんて考えたことは
100回は軽く超えていると思います。
むしろどうしてそんなに焦っているのか、今一度自分に訊いてみる必要があるのかもしれませんね。

質より量をこなす

初心者の方がいきなり「質の高い練習」をしようとしても無理だと思うんです。
ボイトレや、ギター、スポーツに例えて考えてもらってもいいです。
やり始めの頃って、大抵の場合は練習方法もよく分からず、手探りで練習を開始すると思います。
そして練習を積み重ねるにつれて、徐々に形になっていき、それなりに練習っぽくなってくと思うんですよね。
つまり、最初の段階では、「練習をするための練習」をすることになります。

慣れてきたら、「質の高い練習」を、それこそ「死ぬほど反復練習」していけばいいわけです。

練習は、質より量。量をこなすからこそ、質が高まってくる!

エンジニアでもなんでもない初心者の私ができることと言えば、
あれこれ考えるよりも、1つでも多くの作品をミックスしていくことが大切なのかもしれません。

やれることはいくらでもある

質より量をこなすと内容が被ってしまいますが、
実力がないことを痛感しているからこそ、自分に足りない物がぼやっと見えているのではないでしょうか。
例えば、
「コンプの使い方を実はよくわかってない」
「リバーブはなんとなく、プレートを挿してる」
「完成形のイメージが固まっていないままミックスを進めている」 …etc

ミックスのアプローチを振り返ってみても、
わかってないこと、理解しているつもりだけど、実はわかっていないことが山ほどあります。

こういった課題を見付けたら、どうしたら解決できるのかを考えるのもいいのかもしれません。
少なくとも、悩んで、嫉妬して、立ち止まっている現状よりは、1歩前へ進める可能性があります。

実践的なアプローチ

精神面を解決できたら、次に考えるのはは「どうやって実力をつけていこう」です。
困ってるときほど、悩んでいるときほど、基本に立ち返ることが大切なんじゃないかなと、私は考えました。

課題はなんぞや

自分に足りないものを見付けられれば、課題は見えてきます。
「コンプの使い方をわかっていない」 → 「コンプとは何か、もう1度勉強する」
「リバーブはなんとなくプレート…」 → 「曲にあったリバーブはどうやって探すのか」
「完成形のイメージが固まっていないままミックスを進めている」 → 「似たような曲や、参考になる曲を探しておく」
など、考えられます。

あとはこれを1つ1つ潰していくだけ!
……と言葉でいうのは簡単です。
実践するのは、時間も労力もかかります。
急ぎすぎて、わかったつもりで次へ進んでしまっては同じことの繰り返しです。
どっしり腰を据えて、じっくりまったり取り組んでみるのがいいのではないかと考えます。

解決策の調べ方

弱点はみえて、課題も見えてきた、あとはやるだけ!
とは言っても、どこからその答えを得たらいいのでしょうか?

友達に聞く?
ミックスの上手な人に聞く?
自分で調べる?
本を買って読んでみる?

その人の性格によって、あっている調べ方は様々だと思います。

コミュニケーション能力の高い方は、twitterやskype、生放送、ブログへのコメントを使って、
質問をしてみるのがいいかもしれません。
piaproや、こえ部などのミックスのサークルで質問してみるのもいいかもしれません。

自分でgoogle先生に検索をかけてみてもいいかもしれません。
検索のコツは、とりあえず疑問に思ったことを検索してみて、
その中に「そうそうこれで悩んでたんだよ!」と悩みを端的に表している言葉が見つかります。
次はその新しい言葉で検索をかけてみるのです。
そうすることで、悩んでいることがどんどん明確になり、解決策も見つけやすくなります。

ミックスに関して書かれた本は、筆者の経験がギュッと詰まっています。
精神的な面でも、技術的な面でも大いに参考になると思います。
私がミックスを始めた頃に参考にした本が、
「エンジニアが教える ミックス・テクニック99」という本でした。
女性ボーカルや男性ボーカル、ドラムなどの各楽器の処理の方法や、
コンプやイコライザーなどの各種エフェクトの使い方も丁寧に紹介しているので、
いまも忘れたことがあるとチラチラ読んでいます。

リンク先で試し読みができるので、興味がある方はどうぞ。
男性ボーカルの処理の仕方について試し読みできます。

まとめ

以下のサイクルを繰り返すのが、上達の方法だと私は考えました。

最後に

何かに真剣に取り組むと、
「悩んで、落ち込んで、挑戦して、また挫折して、悩んで…」の繰り返しです。
ときには自分が前に進めているのか考えたり、
また、努力の量に対して実力がついてこない時期もあります。
ただ続けてさえいれば、実力は必ず付いてくるものだと私は思っています。

「結果を焦らないこと」
「いまできることを、コツコツこなしていくこと」

この2つを肝に銘じながら、私も勉強していきたいと思います。


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